GoodSync : グッドシンク FAQ(よくある質問)
GoodSync : グッドシンク FAQ(よくある質問)
インストール、アンインストールとライセンス
Q: グッドシンクをインストールする時に、古いバージョンをアンインストールする必要がありますか?
A: いいえ、その必要はありません。オプション設定などはすべて新しいバージョンに引き継がれます。 なお別のフォルダにインストールし直したい場合は一旦アンインストールする必要があります。 注意:バージョン4のグッドシンクをお持ちの方は、バージョン6以降をインストールした後、バージョン4をアンインストールすることをお勧めします。
Q: 無料版の制限を教えてください。
A: 無料版ではジョブが3個以下で、それぞれのジョブは100個以内のファイルおよびフォルダを扱えます。
Q: 必要となるライセンス数はどのように知ることができますか?
A: グッドシンクをインストールしているコンピュータの台数分のライセンスが必要です。グッドシンク2Goの場合には グッドシンク2Goをインストールしているリムーバブルドライブの数のライセンスとなります。
グッドシンクを使ってリモートのコンピュータとの間で同期を取る場合には、リモートコンピュータの分のライセンスは 必要ありません。あくまでグッドシンクを実行するコンピュータの台数分のライセンスです。 例: 5台のWindowsパソコンを持っていて2台のサーバとの間で同期を取る場合、 グッドシンクを実行するパソコンが1台であれば1本、5台であれば5本のライセンスが必要となります。
Q: 追加でグッドシンクのライセンスを購入するときに割引は利きますか?
A: 利きます。割引追加購入でのライセンスお求めは次の手順にてお願いします:
* まず http://upgrade.goodsync.com/ に行きます。
* 次に前回ご注文時のお名前とご注文IDを入力後"送信"ボタンを押します。
* 次に追加したいライセンス数を入力します。
* "続ける" ボタンで処理を進めてください。
Q: グッドシンクの設定をバックアップしたり復元するには?
A: グッドシンクのジョブリストはユーザプロファイルのアプリケーションデータ内に jobs.tic ファイルとして格納されています。
これはWindows XP ではC:¥Documents and Settings¥ユーザ名¥Application Data¥GoodSync¥jobs.tic
Vista ではC:¥Users¥ユーザ名¥App Data¥Roaming¥GoodSync¥jobs.ticです。
グローバルなプログラムオプションは同じフォルダに options.tic ファイルとして格納されています。
上記の2つのファイルをバックアップしておき、後々このパソコンあるいは別のパソコンに復元することができます。
Q: アンインストールはどのようにしたらいいですか?
A: 実行中のすべてのグッドシンクのインスタンスを閉じます。 もしマルチユーザ環境で使用している場合には、他のアカウントで実行しているインスタンスも同様に閉じる必要があります。 その後、Windowsのスタートからプログラムを選び、GoodSyncの中からアンインストールを選びます。後の処理はアンインストーラ からの指示に従ってください。
シンクロ(同期)
Q: ジョブを新規に作成するにはどうしたらいいですか?
A: 以下の手順で簡単に作成できます:
1) メニューのジョブ -> 新規と選び、ジョブに名前を付けます。
ジョブのタイプとしてシンクロ(双方向)かバックアップ(片方向)を選びます。
2) 左側のウィンドウで "参照" ボタンを押して対象とする左側フォルダを選択します。
3) 右側のウィンドウで "参照" ボタンを押して対象とする右側フォルダを選択します。
4) 次に画面下方にある "解析" ボタンを押すとこれからファイルをどの様に処理するかが表示されます。
5) ここで"シンクロ" ボタンを押すとシンクロまたはバックアップが行われます。
Q: C:ドライブをバックアップしたいのですが?
A: 期待に添えないかもしれませんが、答えはノーです。
C:ドライブを全体としてバックアップするのは通常適切ではありません。 ここでその理由についてご案内します。
1. C:ドライブには10GBを超えるWindowsのシステムファイルが格納されています。 もし Windows がクラッシュした場合には、これを再インストールする必要があります。 そして再インストールにより先ほどのシステムファイルはすべて復元されます。ですから これらをバックアップするのは適切ではありません。
2. C:ドライブには多数の一時ファイルが存在します。 これらはいわゆるゴミであったりインターネットの使用で溜まったクッキーなどです。 さらにマルウエアやウィルスなどもファイルとして存在するかもしれません。 Windowsを再インストールするということは、これらを排除してクリーンな環境を再構築することが 目的となります。したがってこれらのファイルをバックアップすることは意味がない以上に有害でさえあります。
3. ブートセクタおよびブート関連のファイルは基本的にバックアップすることが出来ません。 仮に低レベルでの操作によりバックアップできたとしても次回のWindowsの再インストール時に 有効とは限りません(電子的な消耗等)。また新しいパソコンにおいては新しいドライバが必要となりますので 古いブートファイルは無効です。
4. C:¥Program Files フォルダは実行ファイルおよびプログラムのグラフィックが格納されています。 これらのファイルは極めて大きくバックアップするには適していません。Windowsを再インストールするということは 結局、すべてのプログラムをインストールし直すことになります。
5. レジストリにはすべてのプログラムの設定情報やその他の情報が格納されています。 レジストリはバックアップをとったとしても復元することは適切ではありません。なぜなら レジストリはマルウェア等で最初にダメージを受ける部分であり、Windowsの再インストールにより クリーンで健康な状態に初期化したい部分だからです。
結論: バックアップをとる対象として適切なのは ユーザのファイルとフォルダです。これらはユーザが作成したり編集したりしたものであり バックアップを取るものとして適切です。通常これらのファイルはマイドキュメントフォルダに格納されています。 バックアップはC:ドライブ全体ではなく、マイドキュメントなど、ユーザ独自のファイルが格納されているものと することをお勧めします。
Q: どのような種類のデータが同期(シンクロ)が可能でしょうか?
A: ファイルとして格納されているデータであればどのようなデータでも同期(シンクロ)が可能です。
注意:グッドシンクではファイルの一部だけではなくファイル全体を同期します。 例えばMSアウトルックのファイル Outlook.pst を個別の連絡先やメール毎ではなくファイル全体として同期します。
Q: グッドシンクでは異なったバージョンのアウトルックのデータファイルを同期できますか?
A: グッドシンクではファイルを全体として同期します。 つまりそのファイルの中身を読んでファイル内部の情報を読み出すことはありません。
別な言い方をするとグッドシンクの同期ではファイル Outlook.pst をひとつの単位として処理しますので、 ファイルの中のメールや連絡先を個別に同期する訳ではありません。
同じ理由から異なったバージョンのアウトルックのデータの同期はできません。ファイル内部の意味を 解釈しないからです。
Q: グッドシンクはどのようにファイルの変更を判断するのでしょうか?
A: グッドシンクではファイルの更新日時かサイズのいずれかが変更されたときにファイルの変更があったと判断します。
グッドシンクは変更を検出すると、その変更を他方のシンクロフォルダに伝播します。
Q: ロボフォームやアウトルック、その他のアプリケーションのデータはどのように同期したらよいですか?
A: 説明書の 特定のアプリケーションの同期の項をご覧ください。
Q: 色々なアイコンが表示されますがその意味を教えてください。
A: グッドシンクが表示するさまざまなアイコンは同期のプロセスをユーザにお知らせするためのものです。 個別の意味は説明書のアイコンの説明をご覧ください。
Q: グッドシンクにおいて "競合" とは何ですか?
A: 右側のファイルと左側のファイルが両方とも変更が加えられている場合、次回解析を行うと"競合"として扱われます。 競合が発生した場合には、ユーザがコピー方向を指示することによってこれを解決することができます。
Q: シンクロにより削除されたり変更された昔のファイルを取り出すことはできますか?
A: ジョブ -> オプション -> 削除または置換されたファイルを前バージョンのファイルとして保存がチェックされて いればグッドシンクは直前のファイルを保存します(デフォルトで保存)。 削除または置換されたファイルは、変更が行われる側のフォルダの _gsdata_¥_saved_ フォルダに保存されます。
なお _gsdata_ フォルダは隠しフォルダとなっていますので、このファイルを見つけるためには Windowsエクスプローラのツールのフォルダオプションから 隠しフォルダも表示するように設定しておく必要があります。
Q: 同期フォルダにある隠しフォルダ "_gsdata_" は何ですか?
A: このフォルダには以下のものが格納されます:
- 同期に関する状態ファイル "_file_state._gs" (これはグッドシンクが動作するために必要なファイルです)
- このフォルダにおいて行われるすべてのジョブのログ (*.log ファイル)
- グッドシンクにより削除や上書きされたファイルの以前のバージョンを格納するフォルダ "_saved_"
- 特定のジョブのタグとなるジョブタグ (*.gst ファイル)
Q: '状態ファイル'エラーが出るのですが何故ですか?
A: 可能性としては古いグッドシンクを使って新しい状態ファイルを読もうとしていることが考えられます。
この問題を解決するにはすべてのパソコンでグッドシンクを最新バージョンに更新する必要があります。
もし全てのグッドシンクが最新バージョンであるにも関わらずこのエラーが出るようでしたら
次の可能性として考えられるのは、ポータブルドライブを適切に取り外さなかった場合です。
グッドシンクの状態ファイルは処理の最後に書き込みが行われるもののひとつで 取り外しによりファイルが正しく書き込まれなかったことが考えられます。
こちらのFAQ(よくある質問とその回答) でポータブルデバイスの適切な取り外しについて 確認頂けると幸いです。
Q: シンクロによって削除されたり上書きされたファイルを取り戻すことはできますか?
A: グッドシンクはファイルの削除や上書きに先立ってそれらのファイルを _gsdata_¥_saved_ フォルダに保存します(そのようにオプション設定がされている場合)。 ファイルを取り戻すには _gsdata_¥_saved_ フォルダを探してください。
Q: 同じファイルでタイムスタンプだけが異なるファイルを同期するには?
A: 通常グッドシンクはファイルの長さとファイルの変更時刻が同じ場合に、同じファイルと判断します。 しかしもし変更時刻(タイムスタンプ)は異なっているけれども、ファイルは同じものであると知っている場合には タイムスタンプを変更すれば済むのでファイルコピーの必要はありません。具体的には次のように処理します。
- 解析を実行します。
- メニューから 表示 -> その他 -> サイズ同じで時刻違い を選ぶと ファイルの長さが同じで、ファイルの変更時刻が異なるものが表示されます。
- ツリー表示のところで右クリックを行い、時刻を左側から右側へコピー、または、時刻を右側から左側へコピー を選びます。
- シンクロを実行すると、ファイルのコピーは行われず、変更時刻(タイムスタンプ)のコピーのみが行われます。
Q: ひとつのジョブで複数のフォルダを同期することはできますか?
A: 複数のフォルダの同期をひとつのジョブで行うためには、十分に上位のフォルダを シンクロフォルダとして設定する必要があります(上位過ぎないように注意要)。 例として次のフォルダを同期したいとします:
- C:¥My Documents¥Downloads¥
- C:¥My Documents¥Pictures¥
- C:¥My Documents¥Music¥
- 解析が終了すると "C:¥My Documents¥" フォルダの中にサブフォルダが表示されるようになります。その中から先ほどの 同期したい3つのフォルダを探します。探したらその3つのフォルダのそれぞれにおいて右クリックをして "フォルダのみ対象"を選びます。
- これによりグッドシンクは先ほどの3つのフォルダのみをシンクロの対象とし、その他のフォルダはシンクロから除外されます。
ご注意: いつでも "ジョブ > オプション > フィルタ"から手動で設定を追加、編集、削除できます。
Q: ファイルの変更が多数あった場合にグッドシンクはどのように表示しますか?全てを表示していないようですが。
A: グッドシンクは最初の500項目(ファイルまたはフォルダ)だけをツリー表示しています。
もし500項目以上の変更があった場合には、必ずしも全てのフォルダは展開されません。
展開するためにはフォルダをクリックしてグレイの * をクリックすると全レベルで展開されます。 グレイの + をクリックすると1レベル展開されます。
ツリーの全ての項目を見るためにはトップの項目でグレイの * をクリックしてください。
シンクロ後は ジョブ -> 左側(右側)ログファイルを開く でグッドシンクが行った 処理内容の全てを表示することができます。
ポータブルドライブとFAT
Q: 同じドライブ文字を使っている中で特定のデバイスだけを同期するにはどうしたらいいでしょうか?
A: ポータブルパスを使うことで実現可能です。ポータブルパスはこんな感じのものです: =VolumeName:¥folder1¥folder2
ここで VolumeName はその特定のデバイスに付けているボリュームラベルです。 なおボリュームラベルはWindowsエクスプローラを使って設定可能です。
パスがポータブルフォーマットで指定されている場合、グッドシンクは パソコンに接続された全てのポータブルドライブの中から VolumeName というボリュームラベルを持つものを探します。
Q: USBキーとの間でシンクロをしているときに状態ファイルエラーが出ます。どうしてでしょうか?
A: USBキーをパソコンから取り出すときに、正規の方法で取出しが行われなかった可能性があります。
USBキーを取り出す場合には、まず Windowsにそのことを知らせる必要があります。 Windowsは知らせを受けるとキャッシュからUSBメモリへの実際の書き込みを行います。 手順としてはシステムトレイに表示されている緑色の矢印のアイコンを右クリックして 安全な取り出しを選びます。
別の解決策として、USBドライブにおいてキャッシュを用いないように設定することもできます。 キャッシュを用いないように設定すれば、基本的にUSBキーをそのまま抜いてもOKとなります。以下の手順で設定します。 (実際に書き込みのタイミングに抜いてしまうと同じことなので、いつもうまくいくというものではありません。):
* タスクバーにあるUSBアイコンを右クリックして"ハードウェア安全な取り出し"を選びます。
* 表示されるダイアログで"デバイスコンポーネントを表示する"のチェックボックスにチェックを入れます。
* 展開される3レベルのツリーの真ん中にある"Flash Disk USB Device"を選びます。
* プロパティをクリックします。
* ポリシタブを選びます。
* "クイック削除のために最適化する(R)"を選んでOKをクリックします。
Q: FATファイルシステムで次のようなエラーが発生するのですがどうして? '不正なパラメータ(error 87)' または 'ディレクトリやファイルが生成できません(error 82)' または 'ディスクオーバフロー'
A: この問題はFATファイルシステムの制限に由来しているものです。
FAT16 は比較的小容量のリムーバブルフラッシュドライブに使用されます(最大4GB)。
FAT32 はより大きなドライブ(固定およびリムーバブル)で使用されます。
* FATファイルシステムでの最大ファイルサイズは4GBです。8GBの映画は入りきりません。
* FATファイルシステムではルートフォルダにおけるファイル数は512個を超えることができません。
* FATファイルシステムではルートフォルダ以外のフォルダにおいてファイル数は6万個以下です。
上記のようなFATファイルシステムの制限を撤廃するためにはNTFSファイルシステムに変換する必要があります。
変換についてはマイクロソフト社の Windows XP で FAT16 または FAT32 ボリュームを NTFS ファイル システムに変換する方法 をご覧ください。
Windows ファイルシステム
Q: 隠し属性やシステム属性のファイルやフォルダが除外されるのはなぜですか?
A: 隠し属性やシステム属性のファイルやフォルダは通常、ユーザの独自のファイルではないからです。 システムファイルはWindowsの再インストールによって復元されるものであって、 バックアップするべきものではありません。
なお、この除外処理を無効にするにはメニューから ジョブ -> オプション -> フィルタ を選び、"隠しファイルと隠しフォルダを除外"と"システムファイルとシステムフォルダを除外"の チェックをはずします。
Q: "他のプロセスにより使用中のため、このファイルにアクセスすることはできません。" と出ますがどういう意味でしょうか?
A: アプリケーションによってはデータの一貫性を保つために、データファイルをロックして しまう場合があります。そのアプリケーションを終了することによりロックは解除されますので、 その後でシンクロを行ってください。
いくつかのアプリケーション(ACT!やアクティブシンクされたOutlook)では終了することが無いため 常にデータファイルがロックされています。これらを終了させる方法についてはそれぞれのアプリケーションの 説明書をご覧ください。
なお、グッドシンクの新バージョンではボリュームシャドウコピーサービスを使ってロックされた ファイルのコピーも可能となっています。
その場合はジョブオプションの"ロックされたファイルをコピー"がオンになっていることをご確認ください。
Q: "シャドウコピー" に関するエラーが出るのですが?
A: "ロックされたファイルをコピー"では Windowsのボリュームシャドウサービスを使用しますが、 いくつかの制限があります:
Q: 'システムは指定されたパスを見つけることができません。' というエラーがシンクロ時に出ます。なぜ?
A: このエラーの内容に反して、実際にフォルダやファイルが存在する場合はビスタの既知のバグに よるものです。Windows XP と 2000 にはこのバグはありません。通常これはビスタにおいてネットワーク共有を 移動したり名前変更したりした時に発症します。 この問題についてのマイクロソフト社での議論と解決策については以下をご覧ください:
- Microsoft Knowledge Base KB934160
- Vista Forums Thread about the problem.
この問題の解決方法概要:
- レジストリの修正(フォルダディスクリプションの復元)
- オフラインフォルダの無効化
- CSCパラメータでの FormatDatabase データフラグのセット(オフラインフォルダに関連)
即効性はあるがちょっと泥臭い解決法(ビスタの問題を解決するわけではなく名前変更を行わないだけ) としては:
- "一時ファイルを使って安全にコピー"のオプションをオフにすることです (メニューの ジョブ -> オプションで設定変更できます)。
Windows ネットワーク共有 (SMB)
Q: リモートコンピュータのファイルをシンクロするにはどうしたら良いですか?
A: リモートコンピュータをローカルコンピュータにマウントすることができます。 詳しくは説明書のネットワークでのフォルダマウントをご覧ください。
Q: Windows XP においてフォルダ共有を設定するお薦めの方法は?
A: Windows のフォルダ共有は少しややこしいところがあります。ビスタではさらにおかしなことになっています。
もっとも簡単でセキュリティ的にも問題の無い方法は以下のようなものです:
- サーバコンピュータにアカウントを持つユーザだけが共有のリソースを見ることができるようにします。
- 他の人にはアクセス権はありません。
以下のようなステップで設定します:
* ステップ 1:
- マイクロコンピュータを右クリックして管理を選びます。
- ローカルユーザとグループ -> ユーザ -> ゲスト
- ゲストを右クリックしてプロパティで'アカウント無効'とします。
- この設定でサーバコンピュータにアカウントを持たない人にはリソースの使用が制限されます。
* ステップ 2:
- Windows エクスプローラで共有したフォルダやディスクを右クリックし、 共有とセキュリティを選びます。
- 'このフォルダを共有' をクリックして共有名を入力します。
- パーミッションをクリックしてフルコントロールをクリックします。
- この設定により承認を受けたユーザであればクライアントからのいかなる変更も可能となります。
* ステップ 3:
- クライアントコンピュータにおいてWindowsエクスプローラやグッドシンクの参照ダイアログ から下記のように共有名を入力します:
¥¥ServerName¥ShareName
Windows のユーザIDとパスワードはサーバとクライアントでともに同じでなければなりません。
この設定により共有フォルダの内容が表示されるようになります。
Q: ビスタにおいてフォルダ共有を行う場合のお薦めの方法は?
* ステップ 1:
- マイクロコンピュータを右クリックして管理を選びます。
- ローカルユーザとグループ -> ユーザ -> ゲスト(ビスタホーム版にはありません)
- ゲストを右クリックしてプロパティで'アカウント無効'とします。
- この設定でサーバコンピュータにアカウントを持たない人にはリソースの使用が制限されます。
* ステップ 2:
- Windows エクスプローラで共有したフォルダやディスクを右クリックし、 '共有...' を選びます。
- ドロップダウンリストから共有したいフォルダのユーザアカウントを選びます。 (新規アカウントを作成しても構いません)
- '追加' ボタンをクリックします。
- 選択したアカウントの'パーミッションレベル'を選びます。コオーナでなければなりません。
- この設定により承認を受けたユーザであればクライアントからのいかなる変更も可能となります。
- '共有'ボタンをクリックします。
* ステップ 3:
* ステップ 3:
- クライアントコンピュータにおいてWindowsエクスプローラやグッドシンクの参照ダイアログ から下記のように共有名を入力します:
¥¥ServerName¥ShareName
Windows のユーザIDとパスワードはサーバとクライアントでともに同じでなければなりません。
この設定により共有フォルダの内容が表示されるようになります。
ご注意: ビスタのホーム版では管理機能のいくつかが無効となっています。
コントロールパネル-> ユーザアカウントからゲストアカウントを無効にしてください。
Q: 'アクセス拒否(error 5)' エラーが出るのですがどうしたらいい?
A: このエラー "アクセス拒否(5)" は Windows からです。グッドシンクではありません。
これはグッドシンクがシンクロを行う際に、ファイルが書き込めない (あるいはファイルが読めない、フォルダが作成できない、ファイルが削除できない) ことを示しています。 通常この問題はパーミッション設定に由来します: クライアントコンピュータからサーバコンピュータへの書き込みができない。
パーミッションの設定を見直し、Windowsエクスプローラからそのファイルやフォルダが 実際に変更可能であることを確認してみてください。
Windows エクスプローラからのファイル操作が可能な状態であればグッドシンクからでも可能です。
Q: エラー130 'このコマンドを実行するためのサーバストレージが不十分です。'どうしたらいい?
A: 可能性としては IRPStackSize または PagedPoolSize のいずれかの設定が小さすぎるか 大きすぎることが考えられます。この問題を解決するにはサーバのレジストリの IRPStackSize パラメータ をセットするかまたは増やします。クライアント側も同様かもしれません。 以下のレジストリエントリ:
HKEY_LOCAL_MACHINE¥ System¥ CurrentControlSet¥ Services¥ LanmanServer¥ Parameters¥ IRPStackSize
IRPStackSize という名前があるかどうか確認してください。もし無かったら DWORD として作成します。 10進で16以上の値を入力します。15がデフォルトです。入力後エディタを閉じてコンピュータを再起動します。
設定変更後もうまくいかないようでしたら PagedPoolSize の値を 0 にします:
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Session Manager¥Memory Management
PagedPoolSize キーをダブルクリッククして値を0に変更して、コンピュータを再起動します。
サーバとの同期
Q: インターネット上のFTPやWebDAVとの同期を取るにはどうしたら良いでしょうか?
A: グッドシンクのバージョン7以降から FTP、WebDAVや セキュアFTPサーバとの間で同期を取ることが可能となりました。 詳しくはSynchronize Applicationsページ(現在のところ英文です)をご覧ください。
Q: アマゾンのS3との間で同期を取ることはできますか?
A: はい、できます。詳細は以下のページをご覧ください。(現在のところ英文です) Amazon S3 synchronization
Q: 同期を取っている最中にネットワーク接続が失われた場合、ファイルは安全に維持されるでしょうか?
A: ファイルが失われることはありません。グッドシンクがファイルをコピーする際には まず最初に一時ファイルを使ってコピーを行います。実質のコピーが終わった後にファイル名を 正規のものに変更します。従ってネットワーク接続が切断された場合でも 失われるのは一時ファイルだけです。ネットワーク接続が復旧した後に単に 再度同期をとればよいことになります(一時ファイルの使用はオプション設定で変更可能です)。
Q: DAVやFTPサーバに手動でファイルをアップロードした場合でもグッドシンクは正しく同期できますか?
A: いいえ。ファイルのアップロードはグッドシンクのみを使ってください。他のクライアントを併用すると同期の情報は保たれません。
なぜならリモートのFTPやDAVサーバは正しくファイル更新時刻を記録できないからです。
グッドシンクはサーバ上のファイル更新時刻を実際の時刻に変換する必要があります。
ですからグッドシンク以外のクライアントを使ってサーバにファイルをアップロードすると時刻変換テーブルの 更新が行われず、グッドシンクがファイルの変更を正しく検出することが出来なくなります。
Q: FTPとの同期が途中で中断されてしまいます。再開時にコピー済みのファイルの再コピーを行わないようにできますか?
A: FTPサーバではファイルの更新時刻を正しく記録できません(実際にはファイル更新の時刻ではなくアップロードの時刻が記録されます)。 このためグッドシンクでは実際のファイル更新時刻を状態ファイルに記録しています。 この状態ファイルの更新は同期の最後に行われますので同期が中断された場合は、状態ファイルの更新が行われません。 従って次回の解析においてファイル更新時刻の違いとして検出されます。
次の手順により一度コピーが完了しているファイルの再コピーを防ぐことができます。
- 解析を実行します。
- 表示メニューから「その他」-> サイズ同じで時刻違い を選びます。 これによりファイルサイズが同じでファイル更新時刻のみが異なるものを表示します。
- ツリーのトップ項目のところで右クリックして「時刻を左側から右側へコピー」または「時刻を右側から左側へコピー」を選びます。
- シンクロを実行します。 このとき実際にはファイルのコピーは行われずファイルの更新時刻のみがコピーされます。
Q: FTPのアップロードでタイムアウト(error 12002)が出ます。どうしたらいいでしょうか?
A: FTPプロトコルではファイルのアップロードにおいてはデータコネクションと制御コネクションが 確立されます。制御コネクションはデータコネクションが終了するまでアイドル状態で待機しています。 サーバによってはこの状態を不活性状態とみなし、約5分後に制御コネクションを切断してしまいます。 この問題の唯一の解決方法は、サーバのこの制御コネクションの切断動作を止めることです。
他の原因として考えられるのは(可能性は小さい)プロキシやファイウォールに問題がある場合です。 複数のユーザからの報告によればマイクロソフト社のファイヤウォールクライアントを有効にしたら 解決した例やプロキシを修復したことで解決した例が報告されています。
Q: グッドシンクがWebDAV経由でアップロードしたオフィス文書をIIS7が変更しているようです。なぜ?
A: シェアポイントDAVサーバ(IIS7の一部)ではオフィス文書(.PPT, .DOC, .XLS.など)に対してXMLデータを追加します。 この動作はグッドシンクとは無関係ですし、グッドシンクがこの動作を制御することは出来ません。 IIS7においてこの動作を止めるように設定するか、設定の方法をマイクロソフト社にお問合せください。 (なおグッドシンクで一時ファイルと使って安全にコピーのオプションを設定するとIIS7は非オフィス文書とみなすようです。)
Q: WebDAV HTTPSのジョブでセキュリティーリボケーションリストチェック失敗(error 12057)が出ます。なぜ?
A: このエラーは WinInet (Microsoftインターネットレイヤ) が認証リボケーションリスト(CRL)を保持しているサーバに接続できず、CRLが確認できないことを意味しています。 CRLの確認は特に必須ではありませんので単にチェックをオフにすることが可能です。 インターネットエクスプローラのメニューからツールを選び、インターネットオプション、詳細設定、セキュリティ と進んで、'発行元証明書の取り消しを確認する'の項目のチェックをはずします。
Q: WebDAV HTTPSのジョブでプロキシ認証要求(code 407)が出ます。なぜ?
A: これはインターネット接続がプロキシを使っており、このプロキシが認証を必要としていることを示しています。 ユーザIDとパスワードを以下の方法で記入することで解決します。 グッドシンクのメニューからツールを選び、プログラムオプションからプロキシユーザIDとパスワード を選んで記入してください。
Q: グッドシンクでは非ラテン系の文字をファイル名に持つファイルの同期ができません。どうしたらいいでしょうか?
A: グッドシンクのバージョン 7.7.0 以降ではFTPやSFTPサーバとの同期において ファイルおよびフォルダのエンコードをUTF−8で行っています。 バージョン 7.7.0 より古いバージョンでは ANSIエンコードを用いていました。
現在のエンコードスキームはより優れたものとなっています。なぜなら:
* 最近のFTP、SFTPサーバでは既にサポートされている。
* すべての UNICODE 文字をエンコード可能(ヨーロッパ系言語、ロシア語、中国語、日本語等)
* ファイル名、フォルダ名のためのバイトエンコードとして標準的なものでありUNIX系でも使用されている。
しかしながらグッドシンクの 7.7.0 より古いバージョンをお使いの場合は移行にあたり次の処理が必要です:
* 非ラテン系の文字のファイル名やフォルダ名をすべて削除。
* _gsdata_ フォルダの削除とFTPまたはSFTP側のすべてのコンテンツの削除。
* グッドシンクのバージョン 7.7.0 以降を使って同期
* 以降すべての非ラテン系の文字を持つファイル、フォルダも同期されます。
バージョン 7.7.1 では UTF-8 か ANSI のいずれかを選ぶことができます。
このオプションは参照ボタンを押したときに表示されます。
自動化
Q: グッドシンクを起動するようにタスクスケジューラを設定するにはどうしたらいいですか?
A: 手順は以下の通りです:
- ジョブ -> オプション -> 自動タブで「タスクスケジューラを使う」の行で解析またはシンクロにチェックを入れます。
- 設定ボタンを押してWindowsタスクスケジューラに入ります。
- 新規ボタンを押してこのジョブに対するスケジュールの設定を行います。
- タスクタブを押し、'ログオンしている場合のみ実行する'のチェックを外します。
- OK を押してタスクを閉じます。
- ここでタスクスケジューラはあなたのWindowsアカウントのユーザIDとパスワードを聞いてきます。 この両方が必須となっています。
- 当該のWindowsアカウントにパスワードが設定されていない場合はパスワードを設定しておく必要があります。
パスワードの設定は コントロールパネル -> ユーザアカウント -> アカウントを変更する -> パスワードを作成する でパスワードを設定します。
Q: タスクスケジューラの設定から自動を選ぶと'タスクをアクティブにできません(80070057)'と出ます。なぜ?
A: 最も可能性が高いのは既に同じ名前のタスクが他のWindowsアカウントにより作成されている場合です。 Windowsは同じ名前のタスクを作成することができませんのでジョブを別の名前に変更する必要があります。
Q: 既存のジョブをコマンドラインから別なパラメータを指定して実行した場合 (例えばログ送付先のメールアドレス)どちらの設定が採用されるのでしょうか?
A: コマンドラインのパラメータがジョブの設定を上書きします。 なおパラメータで指定された設定がジョブの設定として保存されるかどうかは使用されるコマンドに依存します。
より詳しくは説明書の コマンドライン の項をご覧ください。
暗号化
Q: グッドシンクでは暗号化してバックアップができますか?
A: はい、できます。グッドシンクでは Windows Encrypting File System (EFS) を使ってファイルやフォルダの暗号化を行います。
グッドシンクはEFSで暗号化オプションが指定されている側で暗号化を行います。
グッドシンクはEFSで復号化オプションが指定されている側で復号化を行います。
EFSでの暗号化が可能なのはNTFSボリュームのみです。FAT ボリュームではご利用いただけません。
またEFSはビスタのスタータ、ビスタのホームベーシック、ビスタのホームプレミアム、XPホームではご利用頂けません。 少なくともXPのプロかビスタのプロが必要です。
Q: ポータブルドライブのファイルを EFS により暗号化しています。 このファイルを他のコンピュータで読むにはどうしたらいいでしょうか?
A: 暗号の証書(暗号のためのキーとしてEFSにより使用されるパブリック/プライベートキーペア)を エクスポートおよびインポートすることにより可能となります。詳しくはマイクロソフト社の次の記事をご覧ください。 (英文)Microsoft's How To Migrate EFS Files and Certificates.
この暗号の証書は最初に暗号化を行ったコンピュータにおいてWindowsにより作成されたものです。
このEFS証書をエクスポート(バックアップ)せずにこのWindowsコンピュータを再インストールしたり アカウントが失われたりすると暗号化されたファイルの復元は不可能となります。つまりWindowsアカウント の消失は暗号の証書の消失を意味します。
以下は暗号の証書のエクスポート方法です:
* インターネットエクスプローラから ツール -> インターネットオプション -> コンテンツ -> 証明書 を選びます。
* 個人のタブにおいて証明書の名前が表示されています(EFS用)。
* これがあなたの暗号の証明書です。これを選んでエクスポートをクリックします。
* (重要です!)エクスポートのウィザードの2画面目で'はい、プライベートキーをエクスポート'を選びます。
* 次に証明書を保護するためのパスワードを選択します。このパスワードはしっかり記憶しておかなければなりません。
* 証明書のエクスポート先としてファイル名を選択します。このファイルには拡張子 .PFX が付与されます。 作成されたファイルを一旦ポータブルディスクに入れます。 (このポータブルディスクはバックアップのディスクとは別のものにしたほうがいいでしょう。 証明書と暗号化されファイルが一緒のディスクに入っているのはよくありません。)
それではここからは暗号の証明書をインポートする方法です:
* 別のコンピュータの方へポータブルディスクを挿入します。
* エクスポートの時に作成した *.PFX ファイルをダブルクリックするとインポートのウィザードが起動します。
* パスワードタブのところでエクスポートの時に設定したパスワードを入力します。
* 次の画面でこの証明書を個人のところに置くように選択します。
* ウィザードの最後までクリックしていくとインポートが完了します。
* この時点で暗号化されたファイルが開けるようになります。
EFSについての重要な情報:
* EFSはネットワーク越しには動作しません。これはたとえ証明書をインポートしてあったとしてもネットワーク 上の暗号化されたファイルを読むことが出来ないということです。 逆の言いかたをすれば、そのコンピュータに物理的にマウントされたフォルダからのみ読むことが可能です。
* 暗号の証明書は安全な物理ストレージにエクスポートしておかなければなりません。 なぜなら証明書を失った場合は暗号化されたファイルへのアクセスが不可能になるからです。
Q: 離れた場所にあるコンピュータ間のシンクロで盗聴の心配はありませんか?
A: グッドシンクでは2つの暗号化通信に対応しています: SFTP (FTP over SSH) and WebDAV over SSL (HTTPS).
グッドシンクエンタープライズ
Q: プロ版とエンタープライズ版の違いはなんですか?
A: 以下のプロ版とエンタープライズ版 の詳細比較ページをご覧ください。
Q: プロ版をエンタープライズ版にアップグレードできますか?
A: はい、できます。 メニューのヘルプ からエンタープライズ版へのアップグレード (既にライセンスをお持ちの場合) または エンタープライズ版を購入を選びます。
Q: コマンドライン版のGSYNC にはログファイルを電子メールで送る機能が無いようですが メールでログファイルを受け取ることはできないのでしょうか?
A: GSYNC ではログファイルの出力先をリダイレクトすることが可能です(標準出力)。 リダイレクトによりログファイルを電子メールとして送信することができます。
Q: グッドシンクと GSYNC との違いは何でしょうか?
A: GSYNC はグラフィカルインターフェース(GUI)を持っていません。 つまりコマンドライン版のグッドシンクと言えます:
- GSYNC ではログとエラーメッセージは STDOUT に出力されます。
- GSYNC にはコマンドラインオプションとして動作を指定します。
- GSYNC は指定の場所からユーザプロファイルを読み込むことができます。 ( /profile パラメータの値)
- GSYNC は/progress パラメータで進行状況のメッセージ表示が可能です。
より詳しい情報については説明書の GSYNCの項目をご覧ください。
Q: WindowsスケジューラからGSYNCでバッチファイルを起動するには?
A: まず最初に行うことはバッチファイルを用意することです。 バッチファイは以下ようなるでしょう。
タスクスケジューラを起動します。 スタート -> プログラム -> アクセサリ -> システムツール -> タスク スケジュールされたタスクの追加を選びます。 タスクとして以下のプログラムを指定して、タスクに名前をつけます:
なおスケジューラが自身でバッチファイルを起動することは出来ません。 手順としてはまずバッチファイルプロセッサを起動し、それがバッチファイルを起動し、 それがグッドシンクを起動してログファイルを処理するという流れになります。
サポート
Q: FAQでは私の知りたい情報が見つからないようです。どうしたらいいですか?
A: より詳しい情報が記載されている説明書をご覧頂くかサポートまでご連絡ください。
Q: サポートチケットの送信はどのようにするのですか?
A: グッドシンクのメニューからヘルプを選びサポートチケット...を選びます。
ZIPファイルへのリンクが表示されますので、このZIPファイルをこの後サポートチケットに添付します。
グッドシンク専用サポートシステム を開いてチケットを作成します。
チケットを作成したら、「添付ファイル:」のところに先ほどのZIPファイルへのリンクを貼り付けるか、参照ボタンで ZIPファイルを指定してください。
この添付ファイルにはジョブに関する技術情報が含まれており、お客様のグッドシンクの動作状況をよりよく理解するための 助けとなります。
Q: グッドシンクの古いバージョンは入手可能ですか?
A: 現在以下のバージョンをご利用頂けます:
* GoodSync-Setup-8.9.7.exe
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